北海道エアポートは、2019年の会社設立直後にコロナ禍という未曾有の事態に直面し、厳しい状況の中での船出となりました。現在、ようやく回復の兆しが見え始め、さらなる成長に向けた新たなステージに立っています。

今後は、国内外を問わず積極的に路線誘致を進め、7空港で路線ネットワークの充実を図ってまいります。特に国際線については、現在主力となっている東アジア路線に加え、東南アジアをはじめとする地域への拡充を目指し、利便性の向上と北海道経済の活性化、さらには道内周遊観光の促進に貢献してまいります。

当社は、国内最多となる7空港を運営する空港会社です。これらの空港は、地域の玄関口として重要な役割を担っており、北海道を訪れる皆さまにとっての「最初の北海道」であり、「北海道の最後の思い出の場所」であります。

飛行機をご利用されるお客様はもちろん、お出迎えの方々や地域の皆様にも「また来たい」「行ってみたい」と思っていただけるような、ワクワクする魅力ある空港をつくり、空港運営のリーディングカンパニーを目指してまいります。

空港運営において最も重要なのは、安全の確保です。安全はすべてに優先します。

また、働きやすい環境づくりに取り組み、当社の空港で働くすべての方々が誇りを持てる空港を目指してまいります。空港は当社だけで成り立つものではなく、地域の皆様はじめ、関係するすべてのステークホルダーの皆様のご協力のもとに運営されています。社員一人ひとり、そしてステークホルダーの皆様の力を結集し、北海道イチ地域のため、北海道のため、そして未来に貢献する企業として成長を続けてまいります。