新千歳空港 | New Chitose Airport
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北海道エアポート
新千歳空港は北海道エアポートが運営しています

新千歳空港における環境への取り組み

新千歳空港では、環境にやさしいエコエアポートを推進しています。CO2削減率25%を目標に、さまざまな取り組みを行っています。
新エネルギー棟
雪山

天然ガスへの燃料転換

新千歳空港で利用している燃料(A重油)を、苫小牧市で発掘されるCO2の排出が少ない天然ガスに転換します。

二酸化炭素の削減量は年間約4800トン、削減率は約7.0パーセント、森林相当面積は440ヘクタールです。

コージェネレーションの採用

天然ガスを利用した内燃機関の排熱を電力・温熱・冷熱に変換し、自前でエネルギーを供給するシステムです。

二酸化炭素の削減量は年間約8800トン、削減率は約12.8パーセント、森林相当面積は810ヘクタールです。

雪冷熱エネルギーの活用

冬期間の除雪で集められた雪を空港ターミナルビルの冷房に利用するシステムです。
これにより、冷房用エネルギーの約3割を賄います。

二酸化炭素の削減量は年間約2100トン、削減率はエネルギー全体の約3.3パーセント、冷熱全体の33%、森林相当面積は190ヘクタールです。

雪山方式冷熱供給システム

雪氷を融解した冷水をターミナルビルに循環させて冷房に活用します。

システムの概要を図示しています。雪山から融解水を収集し、ポンプで循環させ熱交換を行い、冷水をターミナルビルへ供給して冷房に活用しています。
  • ※1 現状のエネルギー負荷を基準として増築予定建物分を含む
  • ※2 年間吸収量15.7kg-CO2/(年・本)、面積14.5m2/本(トドマツ・50年生)として試算