北海道フォトコンテスト by 新千歳空港 結果発表!
北海道フォトコンテスト by 新千歳空港 結果発表!
「北海道の四季の魅力が溢れ、思わずいきたくなる」をテーマに、今年初開催となった北海道フォトコンテスト by 新千歳空港。
2025年7月11日から8月17日の期間中に、プリント部門・データ部門あわせて3,000点を超える応募が集まりました。
どの作品も、北海道の自然や空気感を見事に切り取った、心を動かす一枚ばかり。
これほどまでに魅力的な作品が集まったのは、皆さまのご参加とご協力のおかげです。心より感謝申し上げます。
本当はすべての作品をご紹介したいところですが、このたび、厳正な審査を経て選ばれた作品を発表いたします。
北海道の四季が輝く、選りすぐりの瞬間を、ぜひご覧ください。
プリント部門
最優秀賞

鈴木 亮
『朝の息吹』
登頂時は朝霧で真っ白の世界でしたが、列車の通過に合わせるように霧が消え始め、素晴らしい光景を見せてくれました。

審査員特別賞
ルーク・オザワ賞

田口 健治
『初夏の利尻富士』
念願だった利尻富士×エゾカンゾウ×ヒコーキのコラボがやっと撮れました。この日は周辺は濃い霧でこのポイントだけ晴れているという一生分のお天気運を使い果たした気分でした。

中西敏貴賞

松本 雄作
『湖への祈り』
朝霧に包まれた幻想的な支笏湖。数隻の舟がたゆたう。チップ漁の解禁だ。北の大地の恵みを受けて私たちは生きている。生命をつむいでいく。

長根広和賞

鶴木 千里
『幻環』
融雪剤がまかれた丘に幻想的なハロ。素敵な時間が流れました。

新千歳空港賞

泉澤田 直近
『動物たちの散歩道』
夏は簡単に行ける旭川空港の周辺の身近な場所も、冬期間はまっ白な雪で閉ざされた世界が広がります。
雪原を歩き、冬の動物たちだけの世界にお邪魔し、一瞬だけ足跡をお借りしました。

入選

乾 亮平
『今日の帰り道』
秋の夕方に海を渡るエゾシカの群れを見かけました。なぜ海に入るのか、どこに向かうのか…?人間の目にはわからないことだらけの行動でしたが、野付半島の雄大な大自然の中で夕陽に輝く海に吸い込まれるような印象的なシーンでした。


良幸
『ぷっぷくに宿る秋』
うまい実がほしくて、ほっぺいっぱいに頬張る姿。旅のご馳走に、だいまんぞくです。


篠田 秀雄
『流氷の王者』
厳寒の中で逞しく生きるオオワシの姿に感動してシャッターを切りました。


高橋 米子
『つかの間の楽園』
遠くシベリアから北海道の地へ…楽園を離れる日々が近づいてきました。


竹内 誠
『蒼の競演』
積丹町神威岬です。空と海の蒼が競い合っていました。


坪井 智洋
『とうきびGet!!』
道の駅でとうきびをGet。安平町の広大な丘を走り喜ぶ。


西川 文彬
『満天の夜桜』
満開の桜と提灯のあかりが五稜郭タワーを包む。一生に一度は見て欲しい風景。


深田 岳大
『白銀に染まる』
夜に降った雪が木々に積もった朝でした。JALのA350がタキシングして来たので、白いボディーを活かしてハイキー気味に撮影して白銀の世界を表現しました。

データ部門
最優秀賞

清田 茂治
『モーニングアプローチ』
朝のお決まりコースです。

入選

渥美 摩耶
『黄金に染まる』
雨が降り、「今回はダメかもしれない」と思ったその時、雲の隙間から太陽が!雨上がりの道は夕日を反射して黄金色に輝き、まるで空と地面が一つに繋がったように感じられました。


伊東 照勝
『函館山よりマジックアワー』
薄い雲海がとても綺麗でした。


古郷 香苗
『イチョウに迎えられて』
綺麗に色付いたイチョウにJALのA350が綺麗に入ってくれました。


酒田 具文
『風不死岳の頭上に掛かる天の川』
千歳市に所在する支笏湖は自然の魅力たっぷりのエリアです。カルデラの美しい湖、湖にそびえる山々、街明かりの影響を受けず、満点の星空の景色が出迎えてくれます。
当作品は山にうっすらと雪が残る5月に風不死岳とその頭上に輝く天の川を撮影した時のものです。
「北海道の玄関口から大自然の景色を存分に楽しんでほしい。」そんな思いを込めて応募させていただきます。


竹川 将平
『冬影』
雪原に1匹の蝦夷鹿がいました。


竹下 朗
『地獄の谷の鬼花火』
温泉街をぶら歩き。からくり仕掛けの閻魔大王の顔を見て、泉源公園で間欠泉に出合い、地獄の谷へ。夜のとばりが下りると、湯鬼神が幸せを願って厄払いの鬼花火を夜空に放ちました。迫力満点! 初めて見る手筒花火に感動♬


三田村 裕
『夕影一閃』
駅や線路に降り積む雪。色彩のない一面の銀世界に傾いた夕方の日の光が雲間一瞬から差した時、まばゆく暖かな光の世界の中を鹿の群れが駆け抜けていった。


森田 頼隆
『タイミング』
この写真が撮りたくて通いました。


山下 朋恵
『雨上がりのピラミッド』
夏のゲリラ豪雨が降った後のピラミッドがステージみたいだと喜ぶ娘。


渡部 英俊
『雪原を翔ける翼』
朝陽に照らされ、ダイヤモンドダストがきらめく千歳のの冬。そんな幻想的な風景の中、真っ青な空をANAのトリプルセブンが力強く上昇していきます。樹氷が白く染まった木々の間から見上げた、自然の造形美と空を舞う姿が共鳴する瞬間を捉えました。

ジュニア賞

市川 葉琉
『朝日を背にして』
朝日に照らされながら内浦湾沿いを駆け抜けて行く特急北斗号を狙いました。


郭 爾信
『犬?!』
一見しば犬にも見えるこの写真は、実は狐。地球温暖化によってきつねも動かず昼は昼寝。そんな生活を送ってみたいな。


中宮 弘太郎
『はじめまして、森の案内人です。』
春の訪れとともに、森にひょっこり現れた一匹のエゾリス。
色とりどりなお花に囲まれ、まるでこの森を案内してくれているかのようでした。

北海道フォトコンテスト by 新千歳空港 作品展
このたび、プリント部門で見事受賞をされた作品による作品展を開催いたします。
併せて、審査員を務めた3名の作品も同期間中に展示いたします。
新千歳空港へお越しの際は、ぜひお立ち寄りいただき、力作の数々をご覧ください。
- 開催期間
- 2025年10月17日(金)~11月20日(木)
- 会場
- 新千歳空港国内線2階 センタープラザ
表彰式
下記の日程にて、プリント部門の表彰式を開催いたします。
当日は、審査員を務めた3名より、受賞作品への講評やコメントを直接お届けいただきます。
作品展とあわせて、ぜひご参加ください。
- 開催日
- 2025年11月1日(土)11時00分~
- 開催場所
- 新千歳空港国内線2階 センタープラザ
- データ部門の受賞者については、各種賞品の発送を以て代えさせていただきます。
ルーク・オザワ、中西敏貴、長根広和 スペシャルトークショー 開催!
追加募集受付中!
表彰式後には審査員を務めた3名によるスペシャルトークショーを開催致します。
本コンテストの受賞作品のお話や写真にまつわる貴重なお話、撮影秘話を直接聞ける貴重な機会です。
若干名の空き枠が出た為、追加募集をさせていただきます。参加は無料となっておりますのでこの機会にぜひご参加下さい。
- 開催日
- 2025年11月1日(土)14時~16時
- 開催場所
- 新千歳空港国内線4階「新千歳空港シアター」シアター1
- 参加費
- 無料
- 申込期間
- 2025年10月1日(木)~ 10月27日(月)23時59分迄
- お申込み
-
以下のお申込みフォームより必要事項を入力の上、お申込みください。
https://form.run/@photo-talkshow2025- お申込みは先着順となります。定員に達し次第、受付を終了させていただく場合がございます。
- ご当選された方には、後日メールにて当選通知をお送りいたします。
なお、メールアドレスの入力間違いや、お客様の受信設定によりメールが受信できない場合は、ご参加いただけませんのであらかじめご注意ください。
- 登壇者
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ルーク・オザワ
1959年東京生まれ。ヒコーキと向き合い半世紀。風景とヒコーキをシンクロさせた絵づくりに定評がある。YOUTUBE出演、トークイベントなど幅広く活躍。生涯飛行搭乗回数2400回。これまで手掛けたカレンダーはANAを始め360作になる。写真集JETLINERシリーズなど著書多数。
中西敏貴
1971年大阪生まれ。2012年に美瑛町へ移住。大雪山系とその麓に広がる丘陵風景をメインフィールドとしつつ、人々と自然との関わり方を探求する旅を続けながら、古来から続く北海道の基層文化をテーマに作品制作に取り組む。
主な作品に、先住民族の自然観を想像し風景を見つめた「Kamuy」(玄光社、2020年)、有史以前の自然をイメージした「オプタテシケ」(Case Publishing、2023年)、オホーツク文化を舞台にした「地と記憶」(Case Publishing、2024年)など。長根広和
1974年神奈川県生まれ。鉄道会社のビジュアルポスターやカレンダー、時刻表の表紙写真などを手掛ける。鉄道誌やカメラ誌での連載も多数。車両そのものの機能美や力強さを表現した写真に定評がある一方、ドラマチックな鉄道風景写真にファンが多い。日本鉄道写真作家協会会長。第69回雑誌広告電通賞受賞。国土交通省日本鉄道賞選考委員。